マットレスを丸める方法は7つのコツで決まる|運搬も保管もスマートに終わらせよう!

大型テレビとベージュソファがあるナチュラルなリビングルーム
アイテム

マットレスを丸めたい場面は、引っ越しや模様替え、季節の入れ替えなど意外と多いです。

ただ、力任せに巻くと形が崩れたり、素材によってはヘタりの原因になったりします。

このページでは、丸められる種類の見分け方から、固定の手順、運搬・保管のコツまでを一気に整理します。

「できるだけ小さく、でも傷めない」をゴールにして進めてください。

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マットレスを丸める方法は7つのコツで決まる

対面式キッチンと明るいリビングがつながる開放的な空間

丸め方の正解は一つではありませんが、失敗しにくい流れは共通しています。

まずは素材と反発の強さを前提にして、巻く方向と固定方法を決めるのが近道です。

ここでは、家庭で実行しやすい順番で、押さえるべきコツを7つにまとめます。

丸められるタイプか最初に見極める

最初に「丸めてよい素材か」を確認しないと、作業のうまさ以前にリスクが残ります。

ウレタン系は比較的丸めやすい一方で、スプリング入りは基本的に丸めに不向きです。

タグ表示や取扱説明、購入ページの注意書きに「折り曲げ禁止」や「圧縮不可」がないか見てください。

作業スペースを確保して床を整える

巻く作業は、床が狭いと端がズレて歪みやすくなります。

できればマットレスの長辺より少し広い面積を確保し、床に毛布やシーツを敷いて汚れを避けます。

壁際で作る場合は、壁をガイドにして真っすぐ巻ける向きを先に決めておくと楽です。

シーツとカバーを外して湿気を飛ばす

カバー類を付けたまま巻くと滑りが悪く、固定しても戻りやすくなります。

外したら短時間でいいので立てかけ、表面の湿気を軽く逃がしてから作業します。

濡れたまま袋やラップで密閉すると、カビ臭の原因になりやすいので注意してください。

折り目を作ってから端から巻く

いきなり巻くより、厚みを半分にして芯を作ると、巻き始めが安定します。

芯ができたら、端から内側へ向かって少しずつ空気を押し出しながら丸めていきます。

反発が強いタイプは、押さえる人と巻く人の二人作業にすると均等に力がかかります。

巻く方向は「戻りにくい向き」を選ぶ

マットレスにはクセがあり、反発の強い側から巻くと跳ね返りが大きくなります。

普段の収納形状や折り目があるなら、その癖に沿う向きで巻くのが安全です。

迷う場合は、軽く曲げてみて抵抗が少ない向きを採用すると失敗しにくいです。

荷締めベルトで3点固定して形を守る

固定は「中央だけ」ではなく、頭側・中央・足側の3点で留めると戻りを抑えられます。

紐よりも荷締めベルトのほうが締め直しが簡単で、強い反発にも負けにくいです。

締めすぎて角が潰れると型崩れするので、円が保てる強さで止めてください。

さらに小さくしたいなら圧縮袋を併用する

ウレタンなど空気を含む素材は、圧縮袋を使うと体積を大きく減らせます。

ただし長時間の圧縮は復元性に影響する場合があるので、必要な期間だけに絞るのが無難です。

袋の破れを防ぐため、角を保護してから吸引し、最後に外側から軽くベルトで守ります。

種類ごとに丸められるかが変わる

ブラックソファと木製家具が調和するモダンなLDK

マットレスは同じ厚みに見えても、中身の構造がまったく違います。

丸めやすい素材でも、圧縮や長期固定で性能が落ちることがあるので判断軸が必要です。

ここでは代表的なタイプ別に、可否と注意点を整理します。

ウレタンフォームは比較的丸めやすい

高反発・一般的なウレタンフォームは、端から巻いてベルト固定がしやすい傾向です。

反発が強いほど戻ろうとするので、二人作業と3点固定が効きます。

長期で強圧縮すると寝心地の変化につながる可能性があるため、保管目的なら圧縮期間を短くします。

低反発は圧縮で寝心地が変わりやすい

低反発は沈み込みが特徴ですが、強く圧縮すると元の感触に戻りにくいことがあります。

どうしても小さくする必要がある場合は、圧縮よりも「丸めて固定」程度に留めるほうが安全です。

引っ越しまで日数があるなら、可能な限り圧縮せずに立てて運ぶ選択肢も考えてください。

スプリング入りは原則として丸めない

ボンネルやポケットコイルなど、金属のバネが入ったマットレスは折り曲げで内部が傷む可能性があります。

通販でロール梱包されて届く商品でも、工場設備で圧縮しているケースが多く、家庭での再現は難しいです。

基本は「立てて運ぶ」「シートで巻いて保護する」方向で計画すると安心です。

迷ったときの判断材料を早見にする

構造を一つずつ調べるのが大変なら、まずは素材名と注意書きで判断します。

購入ページに「ロール梱包」「圧縮梱包」と書かれていても、再圧縮が推奨されるとは限りません。

次の表を目安にして、無理をしない方法を選んでください。

タイプ ウレタン
丸めやすさ 高い
注意点 長期圧縮は控える
タイプ 低反発
丸めやすさ
注意点 感触の変化に注意
タイプ スプリング
丸めやすさ 低い
注意点 折り曲げを避ける

運搬を成功させる固定術

木製ダイニングとタイル壁が印象的なナチュラルキッチン

丸める作業が終わっても、運ぶ途中でほどけたり汚れたりすると台無しです。

運搬では「固定」と「保護」を別物として考えると、準備が抜けにくくなります。

ここでは車載・搬出・配送のどれでも使える考え方をまとめます。

固定はベルト優先で緩みを防ぐ

運搬中の振動で一番起きやすいのは、結び目の緩みと巻きのズレです。

荷締めベルトは締め直しが簡単で、滑りやすい表面でも安定しやすいです。

ベルトがない場合は紐でも可能ですが、結び目が当たる位置を外側にして床や壁を傷つけないようにします。

保護はラップと養生で汚れを遮断する

丸めたマットレスは角が露出しやすく、壁や床との接触で擦れます。

ストレッチフィルムや大判のビニールで外側を巻き、端はテープで軽く止めて汚れを防ぎます。

雨の日は二重にし、吸湿シートがあるなら外側に一枚挟むと安心感が増します。

運ぶ前に持ち物を短く整理する

現場で足りないものが出ると、巻き直しが発生して手間が増えます。

最低限の道具を先に揃え、作業の流れを止めないことが大切です。

次のリストを基準に、家にあるもので代替できるかも確認してください。

  • 荷締めベルト
  • 軍手
  • ストレッチフィルム
  • 養生テープ
  • 大きめのシーツ
  • はさみ
  • メジャー

車に積む向きを決めて形崩れを防ぐ

車載では、横倒しで押し潰されるより、立てて固定するほうが形が保ちやすいです。

倒す場合は、重い荷物を上に載せず、隙間を段ボールや毛布で埋めて転がりを抑えます。

スプリング系は特に、無理な曲げが入らない姿勢を最優先にしてください。

固定と保護の道具を使い分ける

同じ「巻く」でも、締める役と守る役は別にしたほうが結果が安定します。

用途を混ぜると、緩んだり破れたりしてやり直しになりやすいです。

下の表で役割を分け、組み合わせを決めておくと迷いません。

道具 荷締めベルト
役割 固定
特徴 締め直しが簡単
道具 ストレッチフィルム
役割 保護
特徴 汚れを遮断
道具 シーツ
役割 保護
特徴 擦れを軽減

保管でヘタりを避ける段取り

クッションとガーランドが並ぶ可愛いベッドスペース

保管の失敗は、見た目よりも「湿気」と「圧力」で起きやすいです。

短期なら巻いても問題が出にくい一方で、長期になるほど置き方が効いてきます。

ここでは家庭で現実的な保管ルールを、優先度の高い順に並べます。

長期は圧縮よりも立て掛け保管が安心

長期保管で怖いのは、ずっと圧縮された状態が続いて復元性が落ちることです。

可能なら圧縮せず、壁に立て掛けて通気を取りながら保管するほうがリスクを下げられます。

立て掛けるときは、床側の角が潰れないように毛布を敷いてください。

湿気対策は「空気の通り道」を作る

クローゼットや押し入れは湿気が溜まりやすく、密閉すると臭いが移りやすいです。

すのこや段ボールで床から浮かせ、壁にも少し隙間を作って空気が動くようにします。

除湿剤は近くに置いても良いですが、まずは通気が最優先です。

保管前に最低限やっておきたいこと

保管の前に手入れが抜けると、あとで戻したときに後悔しやすいです。

短時間でいいので、汚れと湿気だけは落としてから仕舞うのが基本です。

次の項目を済ませてから袋やラップに進んでください。

  • 掃除機で表面のほこり除去
  • 陰干しで湿気を飛ばす
  • シミの部分洗い
  • 完全乾燥の確認
  • 保管場所の換気

置き場所ごとのリスクを把握する

同じ保管でも、部屋・押し入れ・倉庫で条件が変わります。

条件に合わせて、通気と防汚の比重を調整すると失敗が減ります。

次の表を目安に、対策の優先順位を決めてください。

場所 押し入れ
主なリスク 湿気
対策 すのこ
場所 室内の壁際
主なリスク 日焼け
対策 直射光を避ける
場所 倉庫
主なリスク 温度変化
対策 通気確保

元に戻すときは焦らず復元を待つ

圧縮や強めの丸め固定をした後は、すぐに寝具として使うと違和感が出ることがあります。

広げたら平らな場所に置き、数時間から一晩ほど置いて形が落ち着くのを待ちます。

復元が遅い場合は、無理に曲げずに換気しながら時間をかけてください。

うまく丸められないときの対処

ブラウンソファとラグでコーディネートされた北欧風リビング

丸める作業は、コツを掴むまで「思ったより戻る」「端がズレる」が起きがちです。

原因はだいたい決まっていて、押さえ方・固定位置・素材の反発のどれかに偏ります。

よくあるトラブルを症状別に整理し、手早く立て直せるようにします。

反発が強くて途中でほどける

反発が強いと、巻きが緩む前に固定しようとしてベルトが滑ります。

この場合は、先に芯を固く作ってから外側を巻き込むと戻りが減ります。

応急的には次の方法で固定力を上げられます。

  • 二人で押さえる
  • ベルトを3点に増やす
  • 滑り止めシートを挟む
  • シーツで一周巻く
  • 結び目を外側に逃がす

巻きが斜めになって端がはみ出す

床が狭いと、端が先に進んで円が歪みます。

巻き始めの段階で端を揃え、少し進むごとに左右のズレを戻すのが近道です。

壁や柱をガイドにして直進させると、最後まで形が崩れにくいです。

圧縮袋がうまく吸えない

吸えない原因の多くは、袋サイズ不足か、バルブ周りの密着不足です。

無理に吸うと袋が破れてやり直しになるので、まずバルブの当たり面を整えます。

掃除機が弱い場合は、手押し式ポンプ対応の袋を選ぶと安定しやすいです。

症状から原因を見つけてやり直す

どこで失敗したか分からないと、同じ箇所で何度も止まります。

症状と原因を切り分けて、直すポイントを一つに絞ると改善が早いです。

次の表を見て、当てはまる列から手を入れてください。

症状 すぐ戻る
原因 固定点が少ない
対処 3点固定
症状 斜めに崩れる
原因 端のズレ
対処 壁でガイド
症状 袋が破れる
原因 角の擦れ
対処 毛布で保護

破れや変形が不安なら無理をしない

強い圧縮や無理な折り曲げは、短期では問題が見えにくいのが厄介です。

違和感が出たら、丸めて運ぶ前提を外して「立てて運ぶ」に切り替えるほうが結果的に安全です。

特にスプリング入りは、少しでも異音や凹みが出たら中断するのが無難です。

要点を押さえて気持ちよく片づける

ベッドとデスクがある男の子向けのコンパクトな子供部屋

マットレスを丸めるコツは、素材の可否を確認してから、芯を作って端から巻き、3点で固定することです。

小さくしたいときほど圧縮に頼りたくなりますが、長期の強圧縮は避けると安心感が増します。

運搬は固定と保護を分け、保管は湿気と圧力を減らす置き方に寄せると失敗が減ります。

うまくいかないときは無理に続けず、立てて運ぶ選択肢に切り替える判断も大切です。

段取りさえ整えば、丸め作業は一度覚えると次回から驚くほど早く終わります。