引っ越しのおまかせパックを利用すれば、面倒な作業を専門業者に任せられる反面、本当にやることが減るのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
パックを利用しても、自分で準備しなければならないことや、気をつけるべきポイントが意外とたくさんあります。
そんな「引っ越しおまかせパックでやること」に悩む方に向けて、この記事では必要な準備と注意点を分かりやすく解説します。
おまかせパックを最大限に活用し、スムーズな新生活をスタートさせるためのコツもご紹介しますので、ぜひ続きをご覧ください。
引っ越しのおまかせパックを利用する時にやること一覧

引っ越しのおまかせパックを利用する際には、事前に準備しておくべきことがあります。
作業をスムーズに進めるためにも、ポイントごとにやることをおさえておくと安心です。
やり残しがないよう、それぞれチェックしながら進めましょう。
貴重品や重要書類の整理・梱包
現金、通帳、カード、印鑑、保険証、パスポートなどの貴重品や重要書類は自分で管理しましょう。
おまかせパックでも、これらのものは業者に預けることができません。
紛失やトラブル防止のため、専用の袋やファイルにひとまとめにして保管してください。
引っ越し当日も必ず自分で持ち運ぶことをおすすめします。
不要品や大型ゴミの処分
新居で使わないものや壊れた家電、古くなった家具などは事前に処分しておく必要があります。
- 自治体の大型ゴミ回収を利用する
- リサイクル業者に引き取ってもらう
- ネットオークションやフリマアプリで売る
- 知人や友人に譲る
不要品を減らすことで、引っ越し費用を抑えられたり新居がスッキリとします。
新居の家具・家電の配置決め
家具や家電は事前に新居の間取り図を確認し、置く場所を決めておくと引っ越し当日がスムーズです。
場所 | 家具・家電名 | 配置のポイント |
---|---|---|
リビング | テレビ・ソファ | 配線や日当たりを考慮 |
キッチン | 冷蔵庫・電子レンジ | コンセントの位置を確認 |
玄関 | 靴棚・傘立て | 動線の邪魔にならない配置 |
具体的な場所を決めておくことで、業者さんへの指示も的確に出せます。
ライフライン(電気・ガス・水道)の解約・契約手続き
引っ越し元と新居の電気・ガス・水道の解約や契約は、余裕をもって手続きを済ませましょう。
特にガスの開栓には立ち会いが必要な場合があるため注意が必要です。
予定日が決まったら、各業者のウェブサイトや電話で手続きしてください。
冷蔵庫・洗濯機の水抜きや準備
引っ越し前日までに、冷蔵庫や洗濯機の水抜き作業を行いましょう。
冷蔵庫は中身を減らし、前日の夜に電源を切って霜取り・水抜きをしておきます。
洗濯機もホース内の水を抜いておくことで、運搬時の水漏れを防げます。
機種によって方法が異なるため、取扱説明書も確認してください。
インターネットや郵便物の住所変更
インターネット回線の移転や郵便物の転送手続きも忘れずに行いましょう。
インターネットの工事日は繁忙期だと早めに予約が必要なこともあります。
郵便局の「転居・転送サービス」はウェブや窓口で手続きが可能です。
住所変更が必要なサービスは一覧にしておくと便利です。
引っ越し当日の立会い・指示出し
当日はおまかせパックの作業スタッフにしっかり指示を出せるように準備しましょう。
家具・家電の配置、設置場所の希望は事前にメモしておくと業者さんにも伝わりやすいです。
引っ越し後は忘れ物がないか部屋の確認も忘れないようにしましょう。
作業完了後は、傷や破損がないかもチェックすることが大切です。
おまかせパックでも自分でやっておくべき準備

おまかせパックは、荷物の梱包や運搬作業を業者に任せられる便利なサービスです。
それでも、すべてを丸投げにできるわけではありません。
引っ越しがスムーズに進むように、事前に自分で取り組んでおくと良いことがいくつかあります。
下記のポイントを押さえて、当日慌てないよう準備を進めましょう。
貴重品・現金・印鑑の管理
おまかせパックでは、現金や貴重品、印鑑などはサービス対象外となることが一般的です。
これらは必ずご自身で管理し、荷物とは分けて保管してください。
万が一の紛失や混在を防ぐため、当日に持ち歩けるバッグや小さなケースにまとめておくのがおすすめです。
管理が必要な主な貴重品 | 管理方法の例 |
---|---|
現金 | 財布やセーフティバッグに入れる |
通帳・カード | 別のポーチやケースにまとめる |
印鑑 | 印鑑ケースに入れ、目立たない場所へ |
保険証・パスポート | 専用のクリアファイルなどで管理 |
これらのものは、絶対にダンボールに入れたり業者に預けたりしないよう注意しましょう。
見られたくない荷物の梱包
おまかせパックではプロの作業員が自宅に入り、部屋を確認しながら梱包作業を行います。
人に見られたくない私物やプライベートなアイテムは、事前に自分でダンボールへ入れて封をしておくと安心です。
- 日記や手紙など個人的な書類
- 衣類や下着類
- コスメやヘルスケア用品
- 趣味のコレクションやコレクターグッズ
段ボールには「開封厳禁」や「自分で開ける」など、わかりやすく目印をつけておくと運搬中にも安心です。
事前の断捨離・整理整頓
おまかせパックを利用する場合でも、要らないものや使わないものは事前に処分しておきましょう。
荷物を最小限にすることで、新居での荷物整理も格段に楽になります。
また、引っ越し代そのものも減らせる可能性があります。
家具や家電など大きなものは、地域のゴミ出しルールやリサイクルショップの利用も検討してみてください。
手続きに必要な書類のまとめ
引っ越しでは住所変更や各種契約の手続きが必要です。
重要な書類が荷物に紛れてしまうと、必要な時に見つからず困ることがあります。
よく使う書類や本人確認書類は一か所にまとめておくとスムーズです。
書類名 | 使用場面 |
---|---|
本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど) | 新居の契約、各種手続き |
保険証・医療関係書類 | 新しい病院利用時など |
公共料金の領収書・控え | 住所変更の手続き |
専用ファイルや書類ケースにまとめて、分かりやすい場所に置いておきましょう。
引っ越しおまかせパック利用前の確認ポイント

引っ越しのおまかせパックを上手に活用するには、利用前の準備や確認がとても大切です。
パック内容によってサービス範囲や料金、スケジュールが異なるため、事前にしっかりチェックすることが安心・満足の引っ越しに繋がります。
具体的な確認ポイントを順番に見ていきましょう。
料金やサービス範囲の把握
おまかせパックには梱包から搬出・搬入まで幅広いサービスが含まれていますが、会社やプランによって内容が異なります。
「どこまでやってくれるのか」「自分が用意すべきものは何か」など細かい範囲を必ず確認しましょう。
- ダンボールや梱包資材は提供されるのか
- 大型家具の分解・組み立てサービスはあるか
- エアコンの取り外しや設置は含まれているか
- 不用品の処分やリサイクルは依頼できるか
含まれていないサービスに別途費用がかかる場合も多いので、明確にチェックしましょう。
業者との打ち合わせ・見積もり依頼
最初に複数社から見積もりを取るのが安心です。
会社によって基本料金や追加料金の設定が違うため、比較検討が重要となります。
業者A | 業者B | 業者C |
---|---|---|
基本料金:50,000円 | 基本料金:55,000円 | 基本料金:48,000円 |
段ボール無料提供 | 資材有料 | 段ボール&ガムテープ無料 |
大型家具分解無料 | 分解作業有料 | 家具分解無料 |
訪問見積もりの際は、搬入・搬出経路や特殊な荷物の有無も伝えましょう。
その場で追加料金が発生しないよう、不明点は事前にしっかり質問してください。
プランごとの違いを事前に確認
おまかせパックといっても、プランによって内容が大きく変わることがあります。
たとえば「完全おまかせ」「一部おまかせ」「荷造りおまかせ」など、各プランの違いをチェックしましょう。
何を自分でやる必要があるのか、業者がどこまでサポートしてくれるのかを比べてみると、自分に合ったプランが選びやすくなります。
当日のタイムスケジュール確認
当日の流れを事前に確認しておくことで、慌てずスムーズに引っ越し作業が進められます。
おおまかなタイムスケジュールを頭に入れておくと安心です。
- スタッフ到着予定時刻の確認
- 荷物梱包・積み込み開始時間
- 新居への搬送・搬入開始時間
- 終了目安時間
また、当日の立ち会いが必要な場面や、予定外の出来事が起こった場合の対応も前日に業者へ確認しておくと安心です。
おまかせパックをさらに便利に活用するコツ

おまかせパックは面倒な作業をプロに任せられる便利なサービスですが、少し工夫を加えることで、さらに快適に引っ越しを進めることができます。
自分でやることをしっかり押さえ、スタッフとの連携を意識することが大切です。
ちょっとした手間を加えるだけで、新居での生活スタートがぐっとスムーズになります。
写真やメモで配置イメージを伝える
新居での家具や家電の配置をスタッフに伝えるときは、言葉だけでなく写真やメモを活用するとスムーズです。
部屋ごとに家具の配置イメージをスマートフォンで撮っておいたり、簡単なメモやラフな間取り図を用意しておくと、当日の作業が格段に進みやすくなります。
特に配置にこだわりたい家具がある場合は、メモ帳などに「ソファはリビングの窓側へ」など具体的に書いておくと安心です。
伝え方 | メリット |
---|---|
写真を見せる | 分かりやすくスタッフとイメージを共有できる |
間取り図に記入 | 家具配置や希望の場所がひと目でわかる |
メモに詳細を書く | 細かいこだわりもしっかり伝えられる |
荷物の優先順位決め
引っ越し当日、どの荷物をどのタイミングで運ぶかを決めておくと作業が効率的です。
- 引っ越し後すぐに使いたい家電や寝具など
- シーズン外やストック品など急ぎでない荷物
- 壊れやすい物や貴重品
このように、荷物の優先順位を付けてリストにまとめておくと、スタッフにも伝えやすくなります。
新居での荷ほどきも混乱しにくくなり、暮らし始めも快適です。
すぐに使う荷物の分別
引っ越し直後に必要な荷物は、ほかの荷物と分けて「当日開ける用」としてまとめておくのがコツです。
たとえば着替え、洗面道具、充電器、簡単な食器などの生活必需品を1つのボックスにまとめてスタッフに指示しておくと安心です。
ダンボールのどこに入れたか分からなくなるのを防ぐため、目立ったラベルやメモも活用すると良いでしょう。
相談や希望の共有
作業中や事前打ち合わせで、不安な点や希望があれば遠慮なくスタッフに相談しましょう。
例えば「この家具は分解せずに運びたい」「小さな子どもがいるので優先的にリビングから先に荷物を入れて欲しい」など、具体的に伝えることで柔軟に対応してもらえます。
お互いに情報を共有することで、引っ越し作業がよりスムーズになります。
おまかせパック利用で注意したいトラブル回避策

引っ越しのおまかせパックは、手間が省けてとても便利ですが、油断すると思わぬトラブルに見舞われることがあります。
サービス任せにし過ぎず、事前に知っておくことで、引っ越し当日に困ることを防げます。
ここでは、ありがちなトラブルとその回避策を具体的に紹介します。
梱包ミスによる荷物破損
おまかせパックでは、プロのスタッフが荷物の梱包をしてくれます。
しかし、全ての荷物の特徴や壊れやすさまでスタッフが把握できるとは限りません。
特に割れやすい食器や高価な精密機器などは、梱包が不十分になることがあります。
- 割れ物や壊れやすいものはスタッフに口頭で伝える
- 高価な家電や貴重品は自分で梱包・管理する
- 目立つ位置に「割れ物注意」や「上に物を置かない」などのシールを貼る
このような工夫をして、誤った梱包による荷物の破損を予防しましょう。
家具・家電の設置ミス
新居で大型家具や家電を設置する際、設置場所や向きが希望と異なってしまうケースもあります。
設置先の指示があいまいなままだと、やり直しが必要になり、追加料金が発生する場合もあります。
トラブル例 | 対策 |
---|---|
ベッドの向きが違う | 事前に部屋のレイアウトを図にしてスタッフに見せる |
冷蔵庫の設置場所間違い | 配線やコンセント位置を事前チェックして伝える |
洗濯機のホースが外れている | 設置完了後に必ず自分でも確認する |
作業開始前にしっかりと設置希望を伝えることが大事です。
当日作業の遅れへの対応
引っ越し作業は思わぬ渋滞や天候不良によって、予定より大幅に遅れる場合があります。
日程が詰まっていると、受け入れ側や住民への連絡が遅れて迷惑をかけてしまうケースも考えられます。
次のポイントを押さえておきましょう。
- 作業時間に余裕を持ったスケジュールを立てる
- 管理会社や近隣住民にも引っ越し予定時間を伝えておく
- 万が一の遅延時の連絡先を確認しておく
早めに行動することで、万が一のトラブル時も冷静に対処できます。
保証や保険の確認
おまかせパックを利用する際は、どのような補償や保険があるか事前にしっかり確認しましょう。
引っ越し業者によっては、標準的な補償制度がついていますが、内容や上限金額が異なる場合があります。
特に高額なものや壊れやすいものがある場合は、追加の保険加入も検討しましょう。
契約書や約款をよく読み、不明な点は必ず業者に質問することが大切です。
事前の確認作業で万が一の事故発生時もスムーズに補償対応を受けられるので、安心して引っ越しができます。
引っ越し後に必要な作業について

引っ越し当日は「おまかせパック」を利用して作業がスムーズに終わっても、新居での生活を始めるにはまだいくつかの大切な作業が残っています。
新しい環境で快適な毎日をスタートさせるために、引っ越し後にやることをしっかり確認しておきましょう。
新居での荷解き・片付け
新しい家に到着したら、まずは荷物の荷解きと片付けが必要です。
おまかせパックを利用している場合でも、細かな分類や収納は自分で行うことが多くなります。
- 必要な日用品や寝具を優先して出す
- キッチン用品やバス用品など、生活に必要な物から順番に片付ける
- 不要なダンボールはまとめて処分する
効率よく荷解きを進めるポイントは、「使う頻度が高いもの」から取り出して配置を決めることです。
箱ごとにラベルをつけておくと、どの部屋でどの荷物を開ければよいか迷わずに済みます。
ライフラインの開通確認
新居で快適に生活を始めるためには、電気・ガス・水道といったライフラインが問題なく使えるかチェックしましょう。
ライフライン | 確認ポイント |
---|---|
電気 | スイッチを入れて照明やコンセントが使えるか確認 |
ガス | ガス会社の立ち合いが必要な場合は予約と手続き後、火がつくかチェック |
水道 | 蛇口をひねって水がきちんと出るか、漏れやトラブルがないか確認 |
もし不具合や未開通のものがあった場合には、早めに各サービス会社へ連絡して対処しましょう。
最近はネットやスマホで簡単に申し込みや確認ができるところも増えているため、忘れずに済ませておくのが安心です。
ご近所への挨拶
新しく住み始める地域で良好な関係を築くためには、ご近所へのご挨拶も欠かせません。
引っ越し当日や翌日など、なるべく早めに顔を合わせておくとトラブル防止にもつながります。
挨拶をする際には、簡単な自己紹介と「これからよろしくお願いします」と伝えるだけでも印象が良くなります。
ちょっとした手土産(お菓子や日用品など、500円〜1000円程度の消耗品)を用意するとさらに丁寧な印象を与えられます。
一度お会いした方の顔や名前を忘れないよう、メモしておくと後々役立ちます。
スムーズな引っ越しを実現するためのまとめ

おまかせパックを活用すれば、引っ越しに関する手間を大きく減らせます。
しかし、引っ越し会社に任せきりにせず、自分自身で事前準備や必要書類の確認、転居後の新生活の段取りも忘れずに行うことが大切です。
今回紹介した「やることリスト」を参考に、スケジュールを立てて計画的に準備を進めていきましょう。
引っ越し当日は心にも余裕が生まれるため、効率よく新生活を始められます。
引っ越しは新たなスタートです。トラブルなく気持ちよく新居での生活を迎えられるように、しっかり準備を整えてください。