引っ越しで同棲を始めるときにやることまとめ｜初めてのカップルでも安心の完全チェックリスト

新しい生活のスタートとして、引っ越しをきっかけに同棲を始めるカップルも多いのではないでしょうか。

しかし、引っ越しで同棲を始める際には、やることが想像以上に多く、何から手をつけるべきか迷ってしまいがちです。

効率よく準備を進めなければ、思わぬトラブルや余計な出費につながる可能性もあります。

この記事では、引っ越しから同棲生活のスタートまでにやることや注意点をわかりやすくまとめ、スムーズな新生活への一歩をサポートします。

同棲を成功させたい方は、ぜひ続きをチェックしてください。

引っ越しで同棲を始めるときにやることリスト

同棲をスタートするための引っ越しは、楽しみな反面、やることがたくさんあります。

やり残しがないようにリストアップして計画的に進めることが大切です。

ふたりで話し合いながら協力して準備すれば、新しい生活もスムーズに始められます。

お互いの両親への挨拶

同棲を始める前には、お互いの両親へ挨拶に行くのが一般的です。

将来的な結婚を視野に入れている場合は、しっかりと誠意を伝えましょう。

挨拶の際は手土産を持参すると印象が良くなります。

両親の承諾を得ておくことで、安心して新生活をスタートできます。

同棲の物件探しと契約

ふたりが快適に暮らせる部屋を探すことが大切です。

立地や家賃、間取り、周辺環境など希望条件をお互いによく話し合って決めましょう。

物件見学は内覧だけでなく、実際の暮らしをイメージしながらチェックするのがおすすめです。

契約時には名義人や保証人、初期費用についても確認しておきましょう。

• 家賃や共益費をチェック
• ペット・楽器などの条件確認
• 周辺施設や通勤アクセスの確認
• 引っ越し日程に間に合うか確認

費用の分担と資金準備

同棲を始めるときは、何にいくらくらい必要なのか、お互いの負担額をしっかり決めることが大事です。

下記の表は、主な初期費用と平均的な相場をまとめたものです。

初期費用はふたりで折半する、または収入に応じて分担するなど決めておくとトラブルを防げます。

家具・家電の選定と購入

新居で必要な家具や家電をリストアップしましょう。

どちらが何を持ち込むのか、新しく購入するものは何かをお互い確認すると無駄がありません。

ベッドや冷蔵庫など必須アイテムから優先的に揃えていくと良いでしょう。

インテリアの好みも共有しながら選ぶと、居心地の良い空間になります。

引っ越し業者の手配とスケジュール調整

引っ越し日が決まったら早めに業者を手配しましょう。

繁忙期は希望日に予約が取れないこともあるので注意が必要です。

それぞれの退去日や新居の入居日を確認し、無理のないスケジュールを立てましょう。

料金やサービス内容も複数の会社で比較して選ぶと安心です。

荷造りと不要品の処分

荷造りは直前になるとバタバタしがちなので、計画的に進めるのがポイントです。

このタイミングで不要なものは思い切って処分しましょう。

リサイクルショップやフリマアプリ、自治体のごみ回収などを活用すると便利です。

引っ越し後に「持ってこなければよかった」とならないよう、整理整頓しましょう。

同棲生活での役割分担の話し合い

一緒に暮らし始める前に、家事や生活費などの役割分担を話し合いましょう。

曖昧なままスタートすると不満やトラブルの元になることが多いです。

掃除・料理・ゴミ出しなどの家事だけでなく、お金の管理方法も決めておくと安心です。

ふたりが気持ちよく過ごせるように、定期的に見直すとさらに良い関係を築けます。

引っ越し時に必要な手続き

同棲を始める際の引っ越しでは、さまざまな手続きが必要になります。

スムーズに新生活をスタートさせるためにも、やることリストをしっかりと確認しておきましょう。

手続きを忘れてしまうと、後で何度も役所や会社へ出向く手間が発生したり、郵便物が届かなかったりすることがあります。

ふたりで分担しながら、早めに準備を進めると安心です。

住民票の移動届

引っ越しをすると、住民票を新しい住所へ移す必要があります。

住民票の異動は、引っ越しから14日以内に届け出る義務があります。

転出前に住んでいた自治体と、転入後の新しい自治体でそれぞれ手続きを行う必要があるので注意しましょう。

手続きの際に必要な書類は下記の通りです。

市区町村の窓口で手続きを行う場合、混雑することがあるので、時間には余裕をもって行動しましょう。

転入・転出届の提出

住民票の移動と合わせて、転出届（引っ越し元で提出）と転入届（新居で提出）も必要です。

以下の流れで進めるとスムーズです。

1. 旧住所の役所で転出届を提出（引っ越し前）
2. 転出証明書を受け取る
3. 新住所の役所で転入届と一緒に提出（引っ越し後14日以内）

同棲の場合、二人ともそれぞれ手続きが必要となります。

住民票の移動を省略せず、しっかり忘れずに対応しましょう。

ライフライン（電気・ガス・水道）の契約・解約

新しい住まいで同棲を始める際には、ライフライン（電気・ガス・水道）の手続きを忘れないようにしましょう。

引越し前に旧居の解約手続きを行い、新居での契約も早めに済ませておくのがポイントです。

以下のような点に特に注意しましょう。

• ガスは立ち合いが必要な場合が多いので、事前に予約しておく
• 電気や水道は、オンラインや電話で手続きが可能なことが多い
• それぞれの契約先を事前に確認し、漏れがないようリストアップする

同棲するパートナーと分担して手続きを進めると効率的です。

郵便物の転送手続き

引っ越し時には、郵便物が旧住所に届き続けてしまうことがあります。

郵便局への転送届を出しておけば、1年間は新住所へ自動で転送してくれるサービスがあります。

インターネットでも手続きができるので、忙しい引越し準備期間でも簡単に申し込み可能です。

転送依頼は早めに行い、重要な書類や手紙を受け取れなくなることがないよう注意しましょう。

各種住所変更（免許証・銀行・クレジットカード等）

引っ越しが終わったら、各種住所変更も早めに済ませましょう。

免許証やマイナンバーカード、銀行やクレジットカードなど、住所が変わることで通知が届かなくなってしまうことがあります。

以下の主な変更先を一つずつチェックしましょう。

• 運転免許証（警察署または運転免許センター）
• 銀行口座（窓口やオンライン）
• クレジットカード会社
• 携帯電話会社
• 保険会社等

特に金融機関やカード会社は、遅れると大切な郵送物を受け取れない場合があるので気を付けましょう。

同棲の初期費用と予算計画

同棲をはじめる際には、様々な初期費用が発生します。

あらかじめしっかりと予算計画を立てることで、予期せぬ出費にも慌てず対応できます。

ここでは同棲をスタートするために必要な主な費用の項目について整理します。

賃貸契約に必要な費用

同棲を始めるときに最初に必要となるのが賃貸物件の契約費用です。

敷金や礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料などが一般的です。

一般的な目安としては、家賃の4〜6か月分が最初に必要になることが多いです。

物件やエリアによって金額が異なるので、複数の物件を比較しながら目安を把握しましょう。

引っ越し費用

新しい住まいへの引っ越しにかかる費用も、同棲準備で大きなウエイトを占めます。

業者に依頼するか自分たちで行うかで金額は大きく異なりますが、引っ越し料金のほかに梱包資材費やオプション費用も考慮に入れましょう。

• トラックの手配や運送費
• 梱包・開梱サービス料
• 不用品の処分費用
• エアコンの取り外し・設置費

荷物の量や移動距離によって総額は変動しますが、繁忙期は料金が高くなりやすいのでオフシーズンの引っ越しがおすすめです。

家具・家電の購入費用

同棲生活を始めるためには、家具や家電の新規購入費用も必要不可欠です。

既に持っているものを活用できる場合は費用を抑えることもできますが、二人で使うのにちょうど良いサイズや機能のものを選ぶのがポイントです。

主な購入の目安としては以下のようなアイテムがあります。

• 冷蔵庫や洗濯機などの大型家電
• ベッドやソファなどの家具
• 食器や調理器具
• カーテンや照明器具
• 掃除機や電子レンジなど小型家電

一つ一つの価格は幅がありますが、全て新品で揃える場合は数十万円ほどかかることもあります。

リサイクルショップやネットの中古市場を活用して、賢く節約する方法も検討しましょう。

入居当初の生活費

入居直後は、日々の生活用品や光熱費、食費なども忘れず予算に含めておきたい項目です。

最初の1ヶ月は特に出費が多くなりがちなので、何が必要か事前にリストアップしておくと安心です。

特に食器や洗剤、トイレットペーパーなど細かい消耗品も多く、最初にまとめて用意する必要があります。

計画的に準備することで、引っ越し後の生活がスムーズに始められます。

同棲生活を円滑に始める話し合いの内容

同棲を始める際は、新生活をスムーズにスタートさせるためにも最初の話し合いがとても大切です。

お互いが納得できる形を見つけることで、無用なトラブルを避けることができます。

ここでは、主に話し合うべきポイントを具体的に紹介します。

家賃・生活費の分担

家賃や生活費の分担は、同棲生活で最も重要な話し合いのひとつです。

収入の差やライフスタイルによって、分担方法はさまざま考えられます。

例えば、折半にするのか、収入に応じて割合を変えるのかなど、具体的なルールを決めておきましょう。

また、生活費には家賃のほか、水道光熱費・食費・通信費なども含まれるので、どこまでを一緒にし、どこから個別に負担するかも話し合いましょう。

家事の分担

家事の分担についても、同棲前に必ず話しておきたい内容です。

それぞれ得意・不得意な家事があるため、お互いが納得できる分担にすることが重要です。

• 掃除やゴミ捨ては交互に担当する
• 料理が得意な人が調理、後片付けはもう一方が担当する
• 洗濯は曜日を決めて分担する

無理なく続けられる方法を二人で探し、一緒に家事をする日を作るのもおすすめです。

家事分担を曖昧にしてしまうと、不満がたまりやすくなってしまうため、事前にしっかり決めましょう。

プライベート空間の確保

同棲生活でも、お互いのプライベートな時間や空間を大切にすることは必要です。

ワンルームなど部屋が少ない場合でも、「この時間は自分ひとりで過ごす」などのルールがあるとストレスが少なくなります。

お互いが気兼ねなくリラックスできる環境づくりを意識しましょう。

ルール作りや決め事

同棲を始める前に、日々の生活でのルールや決め事も話し合っておくと安心です。

例えば、帰宅時間や連絡の頻度、友人を家に招くときのルールなどがあげられます。

1. 急な外泊時は連絡する
2. お金を使う際は事前に相談する
3. 喧嘩したときのルールを決めておく

このようにルールを明確にしておくことで、ケンカやすれ違いの原因を減らすことができます。

最初は細かく決めすぎず、生活リズムに合わせて都度見直していくのがコツです。

入居初日にやるべきこと

同棲の引っ越しでは、入居初日にやるべきことがたくさんあります。

初日をスムーズに過ごすためにも、事前にチェックリストを作っておくと安心です。

二人で協力しながら整理整頓や各種手続きを進め、快適な新生活のスタートを切りましょう。

ライフラインの開通確認

入居直後は水道・電気・ガスが使えるか必ず確認しましょう。

開栓や開通の手続きが終わっていても、実際に蛇口やスイッチ・ガスの元栓を操作してみて異常がないかチェックすることがポイントです。

ガスは開栓時に立ち合いやスタッフの訪問が必要な場合もあるので、事前に予約をしておくとスムーズです。

• 水道メーターや元栓の位置を確認
• 電気ブレーカーの位置確認
• ガス開栓の立ち会いが必要か確認

どれかに不具合があった場合は、すぐに各担当窓口へ連絡しましょう。

インターネットの設定

現代の生活には欠かせないインターネットの設定も初日に済ませたい重要な作業です。

回線工事が必要な場合は、引っ越し日までに予約しておくと安心です。

光回線やケーブルを利用する場合は、接続機器の設置スペースも確保しておきましょう。

スマート家電や動画配信サービスなど、生活に直結するものも多いため、二人で分担してチェックすると効率的です。

家具・家電の搬入と設置

新居での同棲生活を快適にするために、家具や家電の搬入・設置を効率よく進めましょう。

搬入経路や通路の広さを事前に確認しておけば、スムーズに作業ができます。

大型の家具や家電は、先に設置場所を決めておくと動線の確保にも役立ちます。

段ボールに「キッチン」「寝室」などとラベルを貼っておくことで、荷ほどきの際も混乱せずに済みます。

電源コードの長さやコンセントの位置も確認し、お互い動きやすい配置を心がけましょう。

ご近所への挨拶

新しい場所での同棲生活開始にあたり、ご近所への挨拶は大切なマナーです。

これから長く住む場所なので、初対面の印象が肝心です。

両隣・真下・真上のお宅へ最低限挨拶をすると良いでしょう。

挨拶の際には、簡単な手土産（タオルや洗剤など）を持参すると気持ちが伝わりやすいです。

二人で一緒に挨拶に回ることで、周囲からも好印象を持ってもらえます。

引っ越しで同棲を始める人向けの注意点

引っ越しを機に同棲を始める際には、独り暮らしの引っ越しとは異なる気をつけるポイントがいくつかあります。

思わぬトラブルや後悔を避けるためにも、事前に必要な確認や話し合いをしっかり行っておきましょう。

同棲が不可な物件の確認

物件によっては同棲が許可されていないケースがあります。

物件情報や不動産会社の説明だけで判断せず、必ず契約前にオーナーや管理会社へ直接「同棲可能か」を確認しましょう。

もし同棲不可の物件で暮らすと、最悪の場合、強制退去などのトラブルにつながることもあります。

• 「単身者限定」や「ファミリー不可」などの表記には要注意です。
• 同棲がOKか記載がない場合は必ず質問することが大切です。
• 入居審査の段階で、二人で住む意思を明確に伝えましょう。

契約後になってトラブルになる前に、同棲が認められている物件か確実にチェックしましょう。

契約名義と世帯主の選定

同棲の場合、物件の契約名義人や世帯主をどちらが担当するか、しっかり話し合って決めておく必要があります。

一方が全てを背負うのではなく、連名や保証人の形で安全性を担保する場合もあります。

家賃の支払い方法やライフライン契約も、分担や責任範囲を明確にしておきましょう。

トラブルを避けるルールの徹底

同棲生活をスムーズにスタートさせるためには、事前のルール決めがとても重要です。

些細なことから大きなすれ違いに発展することもあるので、お互い納得できるルールを話し合って決めましょう。

たとえば以下のようなポイントを考えてみてください。

1. 家事の分担はどうするか
2. 友人や家族を家に招く時のルール
3. 生活費や日用品の支払い方法
4. 帰宅時間や外出時の連絡の仕方
5. プライベートな時間や空間の確保

最初はざっくりと決めても、少しずつ話し合いながらルールをアップデートするのもおすすめです。

お互いが気持ちよく過ごせるように、思いやりを忘れず、ルールを守ることが大切です。

スムーズな同棲スタートに向けてやっておきたいこと

同棲の引っ越しは、通常の一人暮らしや家族の引っ越し以上にしっかりとした準備が大切です。

お互いの生活習慣や価値観がこれまで異なる場合も多いので、事前にやることをリストアップしておくと安心して新生活をスタートさせることができます。

計画的に進めることで、無駄なトラブルや余計な出費を防ぐことにもつながります。

1.　引っ越し前に話し合っておくべきこと

同棲の引っ越しをスムーズに進めるには、まずお互いで事前に話し合うことが大切です。

• 家賃や光熱費の分担方法をどうするか
• 家具・家電どちらのものを使い、何を新しく購入するか
• 二人の生活リズムや家事の分担についてどう考えるか
• 引っ越し日や手続きのスケジュールをいつにするか

これらのポイントを引っ越し前に話し合っておくだけでも、無用なすれ違いやトラブルを避けやすくなります。

2.　手続き・準備ですべきこと

同棲の引っ越しには、手続きや準備がたくさんあります。

主なやることを表にまとめました。

忘れがちな手続きも多いので、早めにリスト化しておくと安心です。

3.　新生活に向けての心構えも大切

引っ越しの準備だけでなく、同棲後の新生活をより快適に過ごすための心構えも欠かせません。

小さなことでも気になる点は我慢せず、定期的にお互いの気持ちを話し合うようにしましょう。

家事やプライベートの時間、友人付き合いなどのバランスも二人で考えながら、思いやりを持って生活していくことが大切です。

これらを意識して準備を進めると、引っ越し当日からスムーズな同棲生活がスタートできます。